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セニアカーでできるまちづくり

松本大学総合経営学部観光ホスピタリティ学科白戸洋ゼミの皆さんとともに、セニアカーでできるまちづくりについて考えました。
私たちにとっても初めての経験です。

10/6 事前勉強会

事前にお貸ししていたセニアカーが道路のどちら側を走るのか?という質問から始まりました。
タウンモビリティなどの話の後、実際体験へ。盛り上がりました。

事前勉強会

10/9 松本駅西口再開発地区・巾上へ

白戸ゼミの皆さんは、もう関わって3年目とか。
地元の地区の皆さんの快い御協力を得て、いざバリアフリー体験へ。

主旨説明後、電動車いすとハンドル型電動車いす(セニアカー)の使い方を練習しています。

松本駅西口再開発地区・巾上へ

新しく出来た駅へ。
エレベーターやトイレも体験しましたが、開いている時間が短いとか、点字ブロックが連続していないとか、トイレは大変だ、とか感想が聞かれました。
障害者用と書いてあっても端っこのほうにあったりして、使いづらい。
使ってみて初めて分かるバリアもあると思うから、こうして体験をして分かったことは伝えていきたい、という心強い学生さんの声も聞かれました。

駅の中の待合室も行ってみました。
スロープを上がりきったところが扉なので、止まって開けられないなどの声が聞かれました。

連絡通路ができるのは、来春とのこと。
それまでの間、駅の向こうのスーパーへは車いすでは遠回りをしないといけないそうです。

自分で主体的に、選択しながら生きていける社会を私たちは大切にしたいと考えています。
歩いて暮らせるまちづくりのためには、こうして一つ一つの体験をもとに、どう暮らしているのか、暮らしていきたいのか、を考え、伝え合うことから始まることが大切なのかもしれませんね。

今回は電車には乗りませんでしたが、長野県内にはセニアカーで乗り込める駅が少しはあるそうです。
しかし、全てではありませんので、まだまだ行きたいときに行ける環境とは言えないようです。
ちなみに、松本駅の改札は、いちばん端が車いす対応の幅になっていました。

松本駅西口再開発地区・巾上へ地元の皆さんが使われている病院も駅前にあります。駅から行ってみました。
途中自転車の方が降りられるシーンも。車いす専用通路があると良さそうです(田中)。

病院の中は、少し移動が難しい感じでした。セニアカーで通院している方も、玄関前で置いていられました。


駅から病院の動線が安全ならば、病院に入院していられる方も気軽にお出かけできるかもしれません。いわばリハビリとして。
しかし、まだ自動車などが怖かった、という感想が聞かれました。

高齢の方や障がいを持った方の自立支援の一環としてモビリティを捉えたとき、例えば自動車の死角にならないよう安全対策(端や反射板)をしたり、今日のように同行者をつけたりする対策はやっぱり必要かもしれません。

終了後

終了後公民館で座談会を行いました。
住民の方からは、貴重な体験ができた、目線の低さが怖かった、といった感想が聞かれました。

学生さんからは、開発途中とはいえ、出来た部分も決して気分良く歩けないところも多かった、行政などへの働きかけを行いたいとの声もありました。


私たちは、タウンモビリティ社会実験に協力もしてまいりましたが、こうして、暮らしの連続性を実感できるセニアカーの体験会は初めてで、大変良い勉強になりました。
実際体験された皆さんから、私共電動車いす供給事業者による安全講習の必要性のご指摘もいただきましたので、引き続き安全・安心なサービス提供に向けて、頑張ってまいりたいと思います。

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